研究開発について
鋼材特性を100%
引き出す工程設計
01
お客様での加工に配慮した工程設計
シャフトやワイヤーはお客様で様々な形状に加工されますが、近年、より厳しい加工に対応した材料が求められています。特に冷間圧造において、極めて薄いフランジ部の加工などで材料によっては割れが生じてしまいます。 こうした要求に応えるべく、材料に応じて最適な熱処理条件の開発に取り組んでいます。
02
美しい表面品質を追求
お客様の最終製品で美しい表面をつくるには、表面品質や寸法精度の高いシャフトやワイヤーが必要となります。そのためにはダイス管理だけでなく、素材表面にあるスケール(酸化鉄)を鉄地肌を損なうことなく取り除く事が重要です。酸洗やブラスト処理において、材料に応じた最適な処理条件を追求し、バラツキのない安定した脱スケールを実現しています。
03
圧造工程に最適な
圧造工程に最適な
表面皮膜を適用
ワイヤー製品は、お客様で冷間圧造されますが、加工速度や加工精度、または金型寿命など年々技術が向上し、それに対応したワイヤー特性改善の要求も高まってきています。
優れた加工性を発揮する為には材料の特性だけでなく、優れた潤滑性と耐久性を兼ね備えた表面皮膜が重要となってきます。
04
お客様のニーズを満たす
お客様のニーズを満たす
製品を研究
自動車産業において、部品の多様化が進み、小工程で製造できる事が求められています。こうした要求に応えるべく、鉄鋼メーカーと協力してお客様のニーズに合う材料や工程の研究に取り組んでいます。